光回線の工事費用はどれくらい?

光回線の工事費用はどれくらい? 光回線

「光回線の工事費用はどれくらい?」
「光回線の工事費用を安くできる?」
「光回線の工事はどのようなことをするの?」

自宅で光回線を利用したいが、どのくらいの工事費がかかるのかよく分からないまま、工事をお願いするのは不安です。できれば初期費用を先に確認したいことでしょう。

実際、光回線の種類によって工事費も違いますが、工事費無料キャンペーンを行っているメーカーが多いため、実質無料で工事が行えます。

akihiro
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光回線の工事費用は、20,000円~44,000円ぐらいになりますが、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンで、ほとんどの回線が実質無料になります。

この記事では、光回線の工事費用と工事内容を詳しく解説して、光回線をお得に導入すための参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 光回線の工事費用
  • 光回線の工事内容
  • 光回線の工事費用を抑える方法

光回線の工事内容

光回線の工事内容

まず、光回線の工事内容を確認しましょう。

  1. 光ファイバーを近くの電柱から外壁まで引き込む
  2. 外壁から室内に光ファイバーを引き込む
  3. 室内に光コンセントを設置する
  4. 光コンセントにONU(回線終端装置)を接続する

一戸建て住宅の場合、光ファイバーを近くの電柱から自宅の外壁まで引き込みます。

マンションなどの集合住宅の場合、電柱からマンションの共有スペースにあるMDF室(集線装置)のスプリッタまたはパッチパネルなど分配器まで光ファイバーを引き込みます。

外壁から室内に引き込むとき、通常は電話用の配管を利用して部屋まで引き込みますが、配管に空きがないときや破損しているときは、エアコンの通気口を利用したり、通せる穴がないときは、壁に穴を開けて引き込みます。引き込むときに、室内で利用する際に必要な、光コンセントを設置します。

光コンセントとは、光ファイバーをONU(回線終端装置)に接続するための差込口になり、ONUとは、光信号をデジタル信号に変換する機器になります。

光コンセントにONUを接続して、接続試験を行い工事は終了です。

あとは、パソコンやルーターの設定を行えば、インターネットが利用できるようになります。

光回線の開通工事費用

光回線の開通工事費用

光回線を引き込むには、工事費用が必要になります。

以下に、代表的な光回線の工事費用をまとめました。

戸建てマンション
ドコモ光19,800円16,500円
ソフトバンク光26,400円26,400円
auひかり41,250円33,000円
NURO光44,000円44,000円

工事費用は一括支払いで支払う方法と、分割払いで支払う方法を選ぶことができます。

工事費用に関しては、最近、工事費無料キャンペーンを行っている事業者が多数ありますので、キャンペーンを利用して、費用を気にせず回線工事ができるようになっています。

光回線の撤去費用

光回線の撤去費用

賃貸物件などで、回線の撤去が必要な場合の費用です。

撤去費用
ドコモ光0円
ソフトバンク光0円
auひかり31,680円
NURO光11,000円

賃貸物件にauひかりやNURO光の光回線を引き込むことは、撤去費用が掛かるのでおすすめできません。NTT系のフレッツ光か光コラボの光回線を選びましょう。

光回線の工事費用を抑える方法

光回線の工事費用を抑える方法

割引キャンペーンを利用する

工事費無料キャンペーンを行っている事業者が多数あります。割引き方法は、工事費が全額無料になるケースと、工事費を分割払いにして、毎月の工事費相当額を割引するケースなどがあります。

工事費用を抑えるには、割引サービスを必ず利用しましょう

乗り換えるときは工事不要の回線を選ぶ

工事が不要になるケースは、既に光コンセントが室内にある場合や、フレッツ光から光コラボへの転用、光コラボ間の事業者変更の場合は、工事が不要になるため、工事費が発生しません。

光回線工事で注意すること

光回線工事で注意すること

賃貸のときは大家か管理会社の許可をとる

光回線工事を行うには、工事内容に建物に穴を開けて回線を引き込む場合があるため、必ず、大家か管理会社の許可が必要になります。

また、工事当日も、管理室の主配線盤から配線が必要な場合、管理者の立ち合いが必要になるので、事前に連絡しましょう。

工事の予約に1~2か月掛かる場合もある

光回線の工事は、申し込み順に行っているので、春先の引越しシーズンなど、工事が混雑する時期は、工事の予約に1~2か月掛かる場合もあるので、引越しが決まったら、早めの申し込みを行いましょう。

宅内工事には立ち合いが必要

室内に光回線が引き込まれていない場合、室内に光コンセントを設置するための工事が必要になります。この工事を行うには、必ず立ち合いが必要になります。

土日・休日工事は加算料金がかかる

平日は用事があり立ち合いができない方には、土日・祝日や夜間に工事日時を指定することも可能です。

ただし、土曜・日曜・祝日に工事を実施する場合、3,300円の加算料金が発生します。

また、夜間(17:00~22:00)には通常料金の3割、深夜(22:00~8:30)には通常料金の6割、割増料金が発生します

工事費無料と工事費実質無料の違い

契約により、工事費無料と工事費実質無料の2種類があります。

工事費無料は、言葉の通り工事費が無料になりますが、工事費実質無料は、工事費を分割払いにして、工事費分を毎月値引きすることで実質無料にする契約です。

この時の問題点は、分割払い期間中に解約すると、値引きも終了するため、残りの分を解約時に支払わなければなりません。

まとめ

光回線の工事費用は、20,000円~44,000円ぐらいになりますが、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンで、ほとんどの回線が実質無料になります。

また、光回線の乗り換えで、フレッツ光から光コラボへの転用や、光コラボ間の事業者変更の場合は、工事が不要になるため、工事費は掛かりません。

光回線の工事を行う場合は、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンを利用したり、光回線の乗り換えの場合は、光回線の転用や事業者変更を活用して、工事費用を抑えましょう。

この記事を書いた人
akihiro

現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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