パソコンをインターネットに繋ぐ方法

「パソコンをインターネットに繋ぐにはどうすればいい？」
「パソコンをLANケーブルで繋げたい！」
「パソコンをWi-Fiに繋げたい！」

パソコンをインターネットに繋ぐには、インターネット回線を契約し、インターネット環境を構築する必要があります。また、パソコンを有線接続するか無線接続するかで、必要な機器が異なりますので注意してください。

この記事では、パソコンをインターネットに繋ぐ方法をわかりやすく解説します。

インターネット回線を契約する

まず、インターネット回線の契約をします。

自宅で使用する場合、光回線がおすすめです。光回線を利用するには、回線事業者とプロバイダ（インターネットに接続してくれる事業者）に契約し、開通工事を行う必要があります。開通工事終了後、プロバイダの設定を行いインターネットが利用できるようになります。

個人で利用する場合や外出先でも利用したい場合、モバイルルーターがおすすめです。モバイルルーターを契約すると、後日、機器が送られてきますので、開封後すぐに利用できます。

必要な機器を用意する

パソコンを接続する場合、有線で接続するか無線で接続するかによって、必要な機器が異なります。無線よりも有線の方が通信は安定しますが、利用環境によって、ケーブルが邪魔になったり、そもそも接続が難しい場合もあります。利用環境を考え、接続方法を決めてください。

有線接続する場合に必要な機器

有線の接続端子がある機器（ルーターなど）

光回線を利用する場合、開通工事の時に設置する、ONU(光回線終端装置)にルーター機能が付いた機器が無料でレンタルされ、有線の接続端子が付いています。

ホームルーターにも、有線の接続端子が付いています。

モバイルルーターを使用する場合は、クレードルというモバイルルーターを置く機器が必要になり、クレードルに有線の接続端子が付いています。

LANケーブル

ルーターとパソコンを繋ぐためのケーブルです。

無線接続する場合に必要な機器

Wi-Fiルーター

光回線を契約する場合、ONUにルーター機能が付いた機器に、別料金で、Wi-Fiも利用できる機器に変更することもできますが、レンタル料金を毎月支払いたくない場合、市販のWi-Fiルーターが必要です。

Wi-Fi中継器

一戸建ての住まいの場合、建物の構造上、無線の電波が届かない場所ができることがあります。電波状況を確認後、電波が弱い場合は、中継器を検討しましょう。

無線LANアダプター

もし、パソコンが無線LANに対応していない場合、無線LANアダプター（子機）が必要になります。現在主流になっているのはUSBポートに差し込むタイプです。

パソコンを有線接続する場合

全ての機器の電源を切り、ルーターのLAN側端子とパソコンのLAN端子をLANケーブルで接続します。ルーターの電源を入れ、次に、パソコンの電源を入れれば、最近のOSは自動的にインターネットに接続できるようになります。

パソコンを無線接続する場合

Windows 10の操作手順は

• 画面左下の「スタート」をクリックし、「設定（歯車アイコン）」をクリックします。
• 設定画面に表示されている、「ネットワークとインターネット」をクリックします。
• 画面左側のメニューから「Wi-Fi」をクリックします。
• Wi-Fi画面の「Wi-Fi」項目をオンにします。
• 「利用できるネットワークの表示」をクリックします。
• SSIDの一覧が表示されます。接続したいSSIDを選択し、「接続」をクリックします。
• 「ネットワークセキュリティーキーの入力」が表示されます。入力欄にパスワードを入力し、「次へ」を選択します。
• 「接続済み、セキュリティ保護あり」と表示されていれば、Wi-Fi設定は完了です。

MacOSの操作手順は

• アップルメニューから「システム環境設定」 をクリックします。
• 「ネットワーク」をクリックします。
• ［AirMacを入にする］（バージョンによっては［Wi-Fiを入にする］）をクリックします。
• ネットワーク名のプルダウンから、接続するSSIDをクリックします。
• 暗号キー（PSK-AES）を入力して［OK］をクリックします。
• 「接続」と表示されれば完了です。

Webブラウザーを起動し、インターネットに繋がるかどうかを確認してみてください。

まとめ

インターネット接続の手順はそんなに難しくありませんが、もし、設定が上手くいかない場合は、手順に従って誤りがないか確認してください。

それでも接続できない場合は、パソコンを購入した店に依頼して設定してもらいましょう。