光回線の料金が高い５つの理由

「光回線は高い？」
「光回線はなぜ高い？」

光回線が高いと感じたことはありませんか？他のインターネット回線より、通信速度が速く、安定しているため、乗り換えは考えられないが、少しでも安く利用したいと思いませんか。

この記事では、光回線の利用料金が高い理由と料金を安く抑える方法を解説します。

光回線の料金は高い？

光回線は、通信速度も速く、安定しているため、自宅で利用するのに適しているインターネット回線ですが、他のインターネット回線よりも月額料金で1,000～2,000円ぐらい高く、初期費用として回線工事費が必要なため、モバイル回線を利用するよりも、初期費用が余分にかかります。

光回線の前に利用していたADSL回線は、固定電話の回線を利用していたり、ケーブルテレビ回線は、テレビ回線を利用しています。

ホームルーターやモバイルルーターで利用するモバイル回線も、携帯電話で利用する回線を再利用しています。

光回線以外の回線は、主目的が別にあり、回線設備のコストをそちらに振り分けることができるが、光回線は、光回線のための設備や電柱に光ファイバーを張るコストが必要になるため、利用料金が高くなっています。

光回線は、通信速度も速く、安定しているため、特にオンラインゲームや高画質の動画鑑賞、WEB会議等のデータ量の多いサービスを利用する場合は、多少料金が高くてもメリットの方が大きいと思います。

光回線の料金が高い５つの理由

光回線の料金には、初期費用と月額費用、解約費用の３種類があり、初期費用には、回線工事費と登録料が含まれ、月額費用には、回線使用料とプロバイダ使用料、レンタル機器料金、オプション料金など、いろいろあります。

また、キャッシュバックやキャンペーンの特典などの値引きもあり、実際に支払う料金が不透明になっています。

ここでは、光回線の料金が高くなる理由を考えてみましょう。

料金が高い回線を選んでいる

ご自身の利用状況を考え、回線を選んでいるのなら問題ありませんが、長期に同じ回線を利用していたり、利用環境が変わったときは、回線の見直しをしてみましょう。

一般的に、回線使用料とプロバイダ使用料の合計が、戸建てプランで4,400～6,200円、マンションプランで、3,300～4,500円ぐらいです。

これよりも高い回線を使っている場合は、見直しを検討しましょう。

また、光回線の回線使用料とプロバイダ使用料を別々に支払っているときは、回線使用料とプロバイダ使用料が一体となったプランを選んだ方がお得に利用できます。

キャッシュバックやキャンペーンを利用していない

多くの光回線には、スマホのセット割やキャッシュバック、キャンペーンが付いています。

特に、月額料金に影響する、スマホのセット割や、Wi-Fiルーターの無料貸し出しなど、利用しないと料金が高くなります。

不要なオプションが付いている

初回キャッシュバックの条件として付けたオプションや、一定期間無料で使えるオプションなどに登録している場合は、使わない状態で、期間が過ぎると、課金されている場合があります。

また、最初は必要と思ったサポートサービスや、動画・テレビなどのサブスクリプションサービスも、一度契約すると継続して課金されています。

機器のレンタル料金が含まれている

光回線を利用してWi-Fi環境をつくるには、Wi-Fiルーターが必要になります。

Wi-Fiルーターは市販のWi-Fiルーターを購入して利用することもできますが、レンタルすると月額500～1,000円程度の料金が掛かります。

また、外出先で利用できるモバイルルーターもレンタルできるサービスもあります。

レンタル機器の金額が高いと、光回線の月額利用料が高いと感じることがあります。

光回線工事費が含まれている

初期費用の光回線工事費を分割払いにした場合、月額料金に工事費が含まれているため、月額料金が高くなります。

工事費の支払い途中に回線の解約や乗り換えを行う場合、工事費の残価を一括で支払うことになりますので、注意してください。

光回線の料金を抑える方法

スマホとのセット割を利用する

スマホのセット割とは、利用しているスマホのメーカーの回線を利用することで、スマホ１台に付き、スマホのパケット代が500～1,000円割引になるサービスです。

家族がいる方や、複数台利用している方は、スマホの台数分割引になるお得なサービスです。

スマホのキャリアがドコモなら「ドコモ光」、ソフトバンクは「NURO光」か「ソフトバンク光」、auなら「auひかり」がおすすめです。

月額料金の安い会社を選ぶ

月額費用が安いところを探しましょう。大手のインターネット事業者から選んでも、料金に違いがあります。

インターネット回線は、複数年利用することが前提の料金体系になっているので、途中解約すると余分な費用が発生し、なかなか変更ができなくなります。

毎月の固定費としてどのくらい支払えるか考え選びましょう。

光回線は、一般的に回線とプロバイダ料金が一体になったプランを選んだ方がお得に利用できます。

オプションを見直す

インターネット回線ごとに、いろいろなオプションがあり、入っていることも忘れているオプションもあるかもしれません。

特に気を付けたいオプションは、入会時の特典の条件で加入したオプションです。

期限が過ぎて利用していないオプションがあれば、解約することで料金の節約になります。

レンタル機器を見直す

ひかり電話用のルーターは、レンタルする必要がありますが、Wi-Fiルーターは、市販のWi-Fiルーターを接続すれば、月額料金が安くなります。

また、その他のレンタル機器がある場合は、現在使っているか、代替えができないか、検討してください。

まとめ

光回線は、設備コストが掛かるため、他の回線よりも1,000～2,000円高くなります。

回線の料金に、回線工事費、レンタル機器料金、オプション料金などが含まれているため、余計に高く感じます。

主に、光回線の料金が高くなる理由として、

• 料金が高い回線を選んでいる
• キャッシュバックやキャンペーンを利用していない
• 不要なオプションが付いている
• 機器のレンタル料金が含まれている
• 光回線工事費が含まれている

もう少し、光回線の料金を抑えたいと思う方は、

• スマホとのセット割を利用する
• 月額料金の安い会社を選ぶ
• オプションを見直す
• レンタル機器を見直す

他のインターネット回線より、通信速度が速く、安定しているため、乗り換えは考えられないが、少しでも安く利用したいと思う方は、改善点を確認して、少しでも費用を抑えて、快適に光回線を利用しましょう。