プロバイダなしでWi-Fiは使える?

プロバイダなしでWi-Fiは使える? 光回線

「プロバイダなしでWi-Fiは使える?」
「Wi-Fiがあればプロバイダはいらない?」
「プロバイダは必要ですか?」

スマートフォンの利用が増え、Wi-Fiという言葉も一般的になりましたが、ホテルや喫茶店などの無料Wi-Fiに接続してインターネットを利用するときは、プロバイダの契約は不要ですが、自宅でWi-Fiを利用するには、インターネット回線とプロバイダの契約が必要になります。

akihiro
akihiro

インターネット回線とプロバイダをセットにした契約が多いため、プロバイダなしと間違えることがありますが、プロバイダは必要です。プロバイダ契約なしでインターネットを使う方法は、スマホのテザリングや公衆の無料Wi-Fiを利用する方法です。

この記事では、プロバイダの役割と、プロバイダなしやプロバイダ不要という言葉の意味、プロバイダなしでネットを利用する方法を解説します。

この記事を読んでわかること
  • プロバイダなしの意味
  • プロバイダ契約なしでネットを使う方法

そもそもプロバイダとは

そもそもプロバイダとは

プロバイダとは、インターネット回線をインターネットに接続するための接続事業者のことです

インターネットでWEBサイトを閲覧するとき、ご自身のインターネット上の住所(IPアドレス)がないと、WEBサイトからのデータを受け取れないため、インターネットに接続するには住所が必要になります。この住所を発行してくれるのがプロバイダです。

通常、インターネット回線とは別にプロバイダと契約する必要がありますが、最近では、インターネット回線とプロバイダをセットにした契約が多いため、プロバイダなしと間違えることがありますが、プロバイダは必要です。

スマホでインターネットに接続すときに契約する「SPモード」もプロバイダ契約と同じです。

プロバイダなしの光回線とは

プロバイダなしの光回線とは

プロバイダや携帯事業者などが、NTTのフレッツ光回線を借りて、光回線とプロバイダをセットにした契約(光コラボレーション)を販売しているため、多数の広告が見られるようになりました。

通常は、光回線とプロバイダを別々に契約しなければいけないところ、光コラボでは、契約を一本化することで、プロバイダ料金を光回線料金に含めたため、「プロバイダなし」や「プロバイダ不要」というような表現をしています

光回線とプロバイダの契約を一緒にすることで、下記の利点があります。

  • 利用料金が安くなる
  • 問い合わせを一本化できる
  • 請求が一緒
  • 解約の手続きも一本化

プロバイダ契約なしでインターネットを使う方法

プロバイダ契約なしでインターネットを使う方法

短期間の利用や外出先で突然インターネットを利用したいときのために、プロバイダと契約するのは無駄です。

そのようなときに、プロバイダと契約しないで、インターネットを利用する方法を説明します。

スマホのテザリングを利用する

スマホのデザリングとは、スマホをルーター替わりに利用して、パソコンやタブレットをインターネットに接続するサービスで、スマホがあればどこでも利用でき、新規に契約する必要はありません。

公衆の無料Wi-Fiを利用する

外出先でWi-Fiに繋げたいときは、各種公共機関や全国チェーンのお店で、無料Wi-Fiを提供しているところが多数あります。

例えば、カフェチェーン(スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー、ドトールコーヒー、上島珈琲店、PRONTO、ルノアールグループ、コメダ珈琲、マクドナルド)、コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)、空港・地下鉄などの公共交通機関や自治体が提供している無料Wi-Fiなどがあります。

1回の接続で、30分とか60分などの接続制限がありますが、外出先で利用するには便利です。

モバイルルーターをレンタルする

無料ではありませんが、旅行や出張などのときに、どうしてもインターネットが必要な場合は、モバイルルーターをレンタルする方法もあります。レンタルすれば、初期費用や違約金の心配がないので安心です。

Wi-Fiを安く利用するには

Wi-Fiを安く利用するには

プロバイダの料金を気にする前に、スマホのパケット料金を気にしましょう。特に、家族と一緒に住んでいる方は、家族全員のスマホのパケット料金を気にしましょう。

インターネットをよく利用する方は、自宅に光回線を利用したWi-Fi環境を構築することをおすすめします。スマホのパケット代を安くするため、自宅では自宅のWi-Fiに必ず接続するようにします。

インターネットをあまり利用しない方は、スマホのテザリングや、モバイルルーターを利用することをおすすめします。

スマホで、WEBサイトを閲覧したり、メッセージの確認程度なら、月間のデータ量は1Gもあれば利用できます。

動画やライブ映像など、データ量の多いコンテンツを利用する場合は、必ずWi-Fiに接続して行うようにして、スマホのパケット代を安くすることを考えましょう。

光回線は、データ量無制限で利用できますが、スマホは、データ量によって料金が変動します。

インターネットをよく利用する方は、光回線のデータ量無制限をうまく利用して、上手にインターネット利用しましょう。

家族構成や、住んでいる場所によって、違いがあると思いますが、インターネット回線の利用料は、スマホの利用料と合算して、全体で安くなるように工夫しましょう

まとめ

通常、インターネット回線とは別にプロバイダと契約する必要がありますが、最近では、インターネット回線とプロバイダをセットにした契約(光コラボレーション)が多いため、プロバイダなしと間違えることがあります。

光コラボレーションは、プロバイダ料金を光回線料金に含めたため、「プロバイダなし」や「プロバイダ不要」というような表現をしています。

プロバイダ契約なしでインターネットを使う方法は、「スマホのテザリング」や「公衆の無料Wi-Fi」を利用する方法がありますが、インターネットをよく利用する方にはおすすめできません。

ご自身の利用状況を考え、インターネットの利用料金とスマホの利用料金を合算して、全体で安くなるように工夫しましょう。

この記事を書いた人
akihiro

現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
サイトに関する、疑問・質問等ありましたら、お問い合わせください。

akihiroをフォローする