「引越し先でWi-Fiを使うにはどうする?」
「現在のWi-Fi環境をそのまま継続したい?」
「Wi-Fiを乗り換える手順は?」
引越し先でWi-Fiを使いたいがどうするかお悩みですか?現在契約中のインターネット回線がある方で、引越し先でも同じ回線を利用するのか、引越し先で別の回線に乗り換えるかお悩みでしょう。引越し先によっては、現在の回線がそのまま利用できなかったり、今よりお得に利用できる回線があるかもしれません。
引越し先でWi-Fiを使うには、使用中のWi-Fiを継続する、新しいWi-Fiに乗り換える、新規にWi-Fiを契約する、引越し先の無料Wi-Fiを利用するの4通りです。引越しが決まったら、早めの手続きを行いましょう。
この記事では、引越し先で、現在の契約を継続する方法と、乗り換える方法を解説します。
- 引越し先でWi-Fiを継続する手順
- 引越し先でWi-Fiを乗り換える手順
自宅でWi-Fiを使う方法は3つ
自宅でWi-Fiを使うには、光回線+Wi-Fiルーター、ホームルーター、モバイルルーターの3つの方法があります。
まず、Wi-Fiを使う方法を確認しましょう。
光回線とWi-Fiルーターを使う
光回線は、電柱から光ファイバーを自宅に引き込み利用するインターネット回線のため、回線工事が必要になります。
回線工事が終わると、回線事業者からONU(光回線終端装置)が貸し出されます。有線で接続しないとインターネットが利用できないので、無線Wi-Fiルーターが必要になります。
ホームルーターを使う
自宅に光回線が引けない方や、ご家族で手軽にインターネットを利用したい方は、ホームルーターがおすすめです。
ホームルーターは、端末が届いたらコンセントに電源を挿すだけで、モバイル回線に接続でき、Wi-Fi機能が内蔵されているので、すぐにインターネットが利用できます。
モバイルルーターより電波が強いため、通信が安定し、一家に一台あれば、家族全員のスマホやパソコンなどをWi-Fiで接続できます。
メーカーにより違いはありますが、光回線とくらべると月額料金が、おおよそ1,000~2,000円安く利用できます。
モバイルルーターを使う
外出先でインターネットを利用したい方や、一人住まいであまりインターネットを利用しない方には、モバイルルーターがおすすめです。
モバイルルーターは、モバイル回線に接続し、Wi-Fi機能が内蔵しているので、すぐにインターネットが利用できます。
通信速度や安定性は、他の方法より劣るが、バッテリーを内蔵しているため、外出先や移動中でも利用できます。この中で、一番安くご利用できます。
引越し先でWi-Fiを使う方法
引越しの手続きもいろいろありますが、引越し先でWi-Fiを使うには、Wi-Fiも引越しが必要です。
引越し先でWi-Fiを使う方法を4通り紹介します。
- 使用中のWi-Fiを継続する
- 新しいWi-Fiに乗り換える
- 新規にWi-Fiを契約する
- 引越し先の無料Wi-Fiを利用する
使用中のWi-Fiを継続する
使用中のWi-Fiに満足していて、同じWi-Fiを引越し先でも利用したい場合は、移設手続きをします。
事業者により、引越し手続きや移転手続きなど、名称が違う場合がありますが、引越し先の住所が分かったら、早めに移設できるか確認してください。
新しいWi-Fiに乗り換える
現在使用中のWi-Fiに満足できず、引越し先では新しいWi-Fiに乗り換えたい場合は、現在使用しているWi-Fiを解約して、引越し先に新規にWi-Fi環境を導入する必要があります。
手続きが多くなりますが、回線速度の改善や費用の節約のため、引越しはいい機会です。
乗り換えることで、キャンペーンやキャッシュバックも受けられるため、一度検討してみてください。
新規にWi-Fiを契約する
使用中のWi-Fiがない場合は、引越し先で新規にWi-Fiを契約します。
Wi-Fiを利用するには、3通りの方法がありますが、引越しが多い方は、ホームルーターがおすすめです。その他の方は、光回線を検討してください。
各回線には、対応エリアがありますので、引越し先がエリア内か確認して、ご自身の利用環境に合った回線を選びましょう。
引越し先の無料Wi-Fiを利用する
引越し先に無料で利用できるWi-Fi設備がある場合は、それを利用しましょう。
あまりインターネット回線に詳しくない方は、物件を選ぶときに、「インターネット無料」で利用できる物件を探すと、Wi-Fiも無料で利用できます。
ただ、設備内容が分からないので、オンラインゲームなどの回線速度に依存するサービスを利用する方は、回線の種類やプロバイダを確認しましょう。
引越し先でWi-Fiを使う手順
引越し先でWi-Fiを使う手順として、3通り紹介します。
- 継続利用する
- 乗り換える
- 新規に契約する
継続利用する
現在使用中のWi-Fi環境を引越し先でも継続利用する手順を紹介します。
- 引越し先が提供エリアか確認する
- 住所変更をする
モバイル回線を利用するホームルーターやモバイルルーターの移設手続きは簡単です。
引越し先の住所がサービスの提供エリア内なら、回線事業者のホームページで、住所変更の手続きをするだけで、すぐに利用できます。
- 引越し先が提供エリアか確認する
- 回線事業者とプロバイダに移設手続きをします
- 回線の撤去が必要なら撤去工事を行う
- 引越し先の開通工事を行う
まず、引越し先で現在利用している光回線の契約が移設できるか、引越し先の管理会社と回線事業者に確認します。
引越し先の物件にすでに光回線の設備がある場合、回線事業者のサービス提供エリア外の場合、プロバイダのサービス提供エリア外の場合は、移設の手続きができません。
現在使用中の光回線の開通工事を入居後に行ったときは、事前に光回線の撤去が必要か管理会社に確認します。
回線事業者とプロバイダの移設手続きを行います。引越し日を考慮して、光回線の撤去が必要な場合は撤去日と、引越し先の開通工事日を決めます。
回線の撤去が必要なら撤去工事を行い、続けて、引越し先の開通工事を行います。
光回線の工事が必要な場合は、申し込みから工事日まで1~2か月かかる場合もありますので、引越しが決まったら、早めに準備しましょう。
乗り換える
現在使用中のWi-Fi環境を引越し先で乗り換える手順を紹介します。
- 引越し先で利用する端末を決める
- 引越し先住所で端末を申し込む
- 使用していた端末を解約する
引越し先エリアで利用できる、ホームルーターかモバイルルーターを決めて、申し込みを行います。
モバイル端末は、端末が届けばすぐに利用できるので、引越し日を考慮して申し込んで下さい。
利用していた端末は解約します。解約時に、契約により違約金や端末の残債が発生することがあります。
- 引越し先で利用する光回線を決める
- 引越し先で利用する光回線を申し込む
- 使用していた光回線を解約する
- 回線の撤去が必要なら撤去工事を行う
- 引越し先の開通工事を行う
- ルーターの初期設定を行う
- レンタル機器を返却する
引越し先で利用する光回線を決めて、申し込みを行います。乗り換え時には、乗り換えキャンペーンや違約金還元サービスなどが利用できるので確認しましょう。
使用していた光回線を解約します。管理会社に光回線の撤去が必要か確認してください。
回線の撤去が必要なら撤去工事を行い、引越し先の開通工事を行います。開通工事終了後、初期設定を行います。
使用していた回線のレンタル機器は、解約が終わったら返却します。
乗り換えを行うと、工事費用や違約金、残債などの費用が掛かるので、キャンペーンや還元サービスをうまく利用して費用の節約をしましょう。
新規に契約する
引越し先で使用するWi-Fiを新規契約する手順を紹介します。
- 引越し先で利用する端末を決める
- 引越し先住所で端末を申し込む
引越し先エリアで利用できる、ホームルーターかモバイルルーターを決めて、申し込みを行います。
モバイル端末は、端末が届けばすぐに利用できるので、引越し日を考慮して申し込んで下さい。
- 引越し先で利用する光回線を決める
- 引越し先で利用する光回線を申し込む
- 引越し先の開通工事を行う
- ルーターの初期設定を行う
引越し先で利用する光回線を決めて、申し込みを行います。新規契約時には、キャンペーンやキャッシュバックなどが利用できるので確認しましょう。
引越し先の開通工事を行います。開通工事終了後、初期設定を行います。
開通工事には、1~2か月掛かる場合がありますので、早めの申し込みを行いましょう。
Wi-Fiを継続して利用する時の注意点
使用中の回線が引越し先に対応しているか確認する
使用中の回線が引越し先でも対応エリアか確認します。特に、光回線を利用している場合、プロバイダも対応しているか確認する必要があります。
集合住宅の回線設備が使用中の回線と同じか確認する
引越し先の集合住宅に既存の設備がある場合は、使用中の回線契約と集合住宅の設備が同じでないと契約の移設ができません。
例えば、使用中の光回線の契約がauで、集合住宅の設備がNTT系の場合は、契約の移設ができないので、事前に引越し先の回線内容を確認しましょう。
フレッツ光を契約している場合
フレッツ光回線を契約している場合、NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへの引越し、または、逆のNTT西日本エリアからNTT東日本エリアへの引越しのときは、継続利用を希望してもエリアが違うため、一度解約し、引越し先で新規に契約する必要があります。
Wi-Fiを乗り換える時の注意点
回線を解約する時に違約金が掛かるか確認する
引越しにより、回線を解約する場合、違約金や工事費が別途必要になります。乗り換えキャンペーンや違約金還元サービスなどをうまく利用して、支払い金額を節約しましょう。
レンタル機器の返却があるか確認する
引越し前に利用していた回線にレンタル機器がある場合は、引越し後、速やかに返却する必要があります。解約時に返却する機器があるか確認しましょう。
まとめ
引越し先でWi-Fiを使うには、以下の4通りの方法があります。
- 使用中のWi-Fiを継続する
- 新しいWi-Fiに乗り換える
- 新規にWi-Fiを契約する
- 引越し先の無料Wi-Fiを利用する
引越しが決まったら、引越し先でWi-Fiを使う手順を参考に、早めに手続きを行いましょう。
現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
サイトに関する、疑問・質問等ありましたら、お問い合わせください。