「光回線の工事費用はどれくらい?」
「光回線の工事費用を安くできる?」
「光回線の工事はどのようなことをするの?」
自宅で光回線を利用したいが、どのくらいの工事費がかかるのかよく分からないまま、工事をお願いするのは不安です。できれば初期費用を先に確認したいことでしょう。
実際、光回線の種類によって工事費も違いますが、工事費無料キャンペーンを行っているメーカーが多いため、実質無料で工事が行えます。
光回線の工事費用は、20,000円~44,000円ぐらいになりますが、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンで、ほとんどの回線が実質無料になります。
この記事では、光回線の工事費用と工事内容を詳しく解説して、光回線をお得に導入すための参考にしてください。
- 光回線の工事費用
- 光回線の工事内容
- 光回線の工事費用を抑える方法
光回線の工事内容
まず、光回線の工事内容を確認しましょう。
- 光ファイバーを近くの電柱から外壁まで引き込む
- 外壁から室内に光ファイバーを引き込む
- 室内に光コンセントを設置する
- 光コンセントにONU(回線終端装置)を接続する
一戸建て住宅の場合、光ファイバーを近くの電柱から自宅の外壁まで引き込みます。
マンションなどの集合住宅の場合、電柱からマンションの共有スペースにあるMDF室(集線装置)のスプリッタまたはパッチパネルなど分配器まで光ファイバーを引き込みます。
外壁から室内に引き込むとき、通常は電話用の配管を利用して部屋まで引き込みますが、配管に空きがないときや破損しているときは、エアコンの通気口を利用したり、通せる穴がないときは、壁に穴を開けて引き込みます。引き込むときに、室内で利用する際に必要な、光コンセントを設置します。
光コンセントとは、光ファイバーをONU(回線終端装置)に接続するための差込口になり、ONUとは、光信号をデジタル信号に変換する機器になります。
光コンセントにONUを接続して、接続試験を行い工事は終了です。
あとは、パソコンやルーターの設定を行えば、インターネットが利用できるようになります。
光回線の開通工事費用
光回線を引き込むには、工事費用が必要になります。
以下に、代表的な光回線の工事費用をまとめました。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
ドコモ光 | 19,800円 | 16,500円 |
ソフトバンク光 | 26,400円 | 26,400円 |
auひかり | 41,250円 | 33,000円 |
NURO光 | 44,000円 | 44,000円 |
工事費用は一括支払いで支払う方法と、分割払いで支払う方法を選ぶことができます。
工事費用に関しては、最近、工事費無料キャンペーンを行っている事業者が多数ありますので、キャンペーンを利用して、費用を気にせず回線工事ができるようになっています。
光回線の撤去費用
賃貸物件などで、回線の撤去が必要な場合の費用です。
撤去費用 | |
---|---|
ドコモ光 | 0円 |
ソフトバンク光 | 0円 |
auひかり | 31,680円 |
NURO光 | 11,000円 |
賃貸物件にauひかりやNURO光の光回線を引き込むことは、撤去費用が掛かるのでおすすめできません。NTT系のフレッツ光か光コラボの光回線を選びましょう。
光回線の工事費用を抑える方法
割引キャンペーンを利用する
工事費無料キャンペーンを行っている事業者が多数あります。割引き方法は、工事費が全額無料になるケースと、工事費を分割払いにして、毎月の工事費相当額を割引するケースなどがあります。
工事費用を抑えるには、割引サービスを必ず利用しましょう。
乗り換えるときは工事不要の回線を選ぶ
工事が不要になるケースは、既に光コンセントが室内にある場合や、フレッツ光から光コラボへの転用、光コラボ間の事業者変更の場合は、工事が不要になるため、工事費が発生しません。
光回線工事で注意すること
賃貸のときは大家か管理会社の許可をとる
光回線工事を行うには、工事内容に建物に穴を開けて回線を引き込む場合があるため、必ず、大家か管理会社の許可が必要になります。
また、工事当日も、管理室の主配線盤から配線が必要な場合、管理者の立ち合いが必要になるので、事前に連絡しましょう。
工事の予約に1~2か月掛かる場合もある
光回線の工事は、申し込み順に行っているので、春先の引越しシーズンなど、工事が混雑する時期は、工事の予約に1~2か月掛かる場合もあるので、引越しが決まったら、早めの申し込みを行いましょう。
宅内工事には立ち合いが必要
室内に光回線が引き込まれていない場合、室内に光コンセントを設置するための工事が必要になります。この工事を行うには、必ず立ち合いが必要になります。
土日・休日工事は加算料金がかかる
平日は用事があり立ち合いができない方には、土日・祝日や夜間に工事日時を指定することも可能です。
ただし、土曜・日曜・祝日に工事を実施する場合、3,300円の加算料金が発生します。
また、夜間(17:00~22:00)には通常料金の3割、深夜(22:00~8:30)には通常料金の6割、割増料金が発生します
工事費無料と工事費実質無料の違い
契約により、工事費無料と工事費実質無料の2種類があります。
工事費無料は、言葉の通り工事費が無料になりますが、工事費実質無料は、工事費を分割払いにして、工事費分を毎月値引きすることで実質無料にする契約です。
この時の問題点は、分割払い期間中に解約すると、値引きも終了するため、残りの分を解約時に支払わなければなりません。
まとめ
光回線の工事費用は、20,000円~44,000円ぐらいになりますが、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンで、ほとんどの回線が実質無料になります。
また、光回線の乗り換えで、フレッツ光から光コラボへの転用や、光コラボ間の事業者変更の場合は、工事が不要になるため、工事費は掛かりません。
光回線の工事を行う場合は、工事費無料・工事費実質無料キャンペーンを利用したり、光回線の乗り換えの場合は、光回線の転用や事業者変更を活用して、工事費用を抑えましょう。
現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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