法人向け光回線おすすめ5選!【徹底比較】

法人向け光回線おすすめ5選! 光回線

「光回線の法人契約と個人契約の違いは?」
「法人向け光回線はどこがいい?」
「法人向け光回線を契約するときの注意点は?」

光回線は、高速で安定した通信が可能なため、企業で利用するには最適なインターネット回線です。

ただし、光回線事業者は、NTTのフレッツ光や光コラボのドコモ光、独自回線が利用できるNUROなど多数あり、利用料金や通信速度、キャンペーン内容をしっかり検討して、最適な光回線を選ぶのは大変です。

この記事では、法人向けの光回線を選ぶポイントを解説して、おすすめの光回線5社をご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 光回線の法人契約と個人契約の違い
  • 法人向け光回線の選び方
  • 法人向けのおすすめ光回線
akihiro
akihiro

法人向け光回線は、大規模事業者なら「NURO Biz」中小規模事業者はスマホとのセット割が適用できる光回線がおすすめです。

光回線の法人契約と個人契約の違い

光回線の法人契約と個人契約の違い

法人向け光回線とは、法人名義で契約できる光回線です。毎月の支払いを会社の経費として申告できるので、会社で利用するインターネット回線は、法人名義で契約しましょう。

法人契約と個人契約には以下の様な違いがあります。

  • 法人名義で領収書が発行される
  • サポート体制が充実している
  • 固定IPアドレスやVPNに対応している
  • 専用回線が利用できる
  • 社用スマホとのセット割が利用できる
  • いろいろな支払い方法に対応している

それぞれの項目ごとに詳しく解説します。

法人名義で領収書が発行される

法人向けの光回線は、法人名義で契約ができるため、法人名での請求書や領収書の発行が可能です。

個人名義の契約にすると、会社の会計処理に余分な手間がかかるため、会社で利用する光回線は会社名義で契約しましょう。

サポート体制が充実している

法人向けの光回線は、業務に直結するため、サポート体制が充実しています。

例えば、サポート時間や法人専用窓口があるため、トラブル時の問い合わせがスムーズに行えます。

インターネットのトラブルが業務に支障をきたすような会社は、法人契約がおすすめです。

固定IPアドレスやVPNに対応している

法人向けの光回線では、固定IPアドレスやVPNに対応している光回線があります。

固定IPアドレスとは、インターネットの住所にあたるIPアドレスが固定になります。通常IPアドレスは、接続するごとに新規に割り当てられますが、固定IPアドレスにすることで同じIPアドレスが割り当てられます。

外部から社内ネットワークにアクセス場合や、クラウドサービス(社外のサーバー)を利用している会社では、セキュリティの観点から固定IPアドレスが必要になります。

VPN(Virtual Private Network)とは、通信を暗号化する技術で、例えば、支店と本店を繋ぐなど、多拠点で安全な通信を行うのに必要になります。

専用回線が利用できる

個人契約の光回線は、「共有型」の光回線のため、複数のユーザーが一本の光回線を利用すると、時間帯によってはアクセスが集中するため、通信速度が遅くなってしまいます。

しかし、法人向けの光回線には「専有型」という専用の光回線があり、他のユーザーに影響されずに利用できるため、安定した速度が期待できます。

社用スマホとのセット割が利用できる

光回線と社用スマホとのセット割が利用でき、毎月のスマホ料金が安くなるサービスがあります。

社用スマホを多数利用している会社は、セット割対象の光回線と契約するだけで、毎月最大1,100円/台が割引されるため、お得に光回線が利用できるでしょう。

いろいろな支払い方法に対応している

法人向けの光回線には、通常のクレジットカード払い以外に、請求書払いや口座振替に対応している事業者も多数あり、会社で対応できる支払い方法になっています。

法人向け光回線の選び方

法人向け光回線の選び方

法人向け光回線にもいろいろあり、選び方もいろいろありますが、ここでは、3通りの選び方をご紹介します。

  • 通信速度を重視して選ぶ
  • スマホとのセット割が適用できる光回線を選ぶ
  • 固定IPアドレスやVPNに対応している光回線を選ぶ

それぞれの項目ごとに詳しく解説します。

通信速度を重視して選ぶ

光回線の通信速度には、下り最大1Gbps~10Gbpsのタイプがあります。数字が大きい方が通信速度が速くなりますが、値段も高くなります。通信速度は、あくまでも論理的に可能な速度を示しているだけで実測値ではありません。同じ1Gbpsでも実測値には300~500Mbpsぐらいの違いがあります。

最大の通信速度も大事ですが、業務によっては一時的な回線混雑で利用できないのが困るケースがあります。このような場合は、「帯域保証」がある回線を選べば、混雑時も一定の通信速度の確保ができます。

スマホとのセット割が適用できる光回線を選ぶ

継続的に利用している社用スマホがある方は、スマホとのセット割が適用される、光回線を選ぶのが一番お得です。

下記にスマホのキャリアに対応する、光回線事業者を紹介します。

スマホ会社セット割が適用される光回線
ドコモドコモ光
auauひかり
ソフトバンクソフトバンク光

固定IPアドレスやVPNに対応している光回線を選ぶ

法人の場合、リモートワークや外出先から社内ネットワークにアクセスする必要があるときは、社内ネットワークのセキュリティを考えたとき、固定IPアドレスでの運用がおすすめです。

また、支店から本社に接続する場合など、拠点間の通信を安全に行うためにVPN(Virtual Private Network)を構築して、通信を暗号化したいときも、固定IPアドレスが必要になります。

社内ネットワークを外部から守るには、固定IPアドレスを利用したインターネット回線が必要になります。

法人向け光回線おすすめ5選

法人向け光回線おすすめ5選

法人向けのおすすめの光回線を紹介します。

1位:大規模事業者や速度重視なら「NURO Biz」

NURO Biz

ビジネスの未来を、ソニーと創る。「NURO Biz(ニューロ・ビズ)」は法人向けインターネット回線をはじめとする、クラウド時代のICTソリューションサービスです。

NURO Bizのおすすめポイント

  • 法人向け高速インターネット接続サービス
  • 下り最大10Gbps/2Gbps固定IP・SLA標準装備
  • 上下10Mbps帯域確保24時間365日保守対応

NURO Bizのインターネット回線の詳細は以下の通りです。

品目 NURO アクセス2G
月額料金
スタンダード:18,850円
プレミアム 30M:50,000円
プレミアム 50M:150,000円
通信速度 2Gbps
平均速度 下り:738.7Mbps 上り:727.1Mbps
初期費用 150,000円
→2年間のご利用で実質無料
事務手数料 3,000円
工事費 50,000円
固定IPの有無 あり
帯域保証
スタンダード 上下10Mbps確保
プレミアム 30M上下30Mbps保証
プレミアム 50M上下50Mbps保証
最低利用期間 1年
サポート体制 24時間365日
対応エリア 北海道
関東1都6県:東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/茨城県/栃木県/群馬県
東海4県:愛知県/静岡県/岐阜県/三重県
関西2府3県:大阪府/兵庫県/京都府/滋賀県/奈良県
中国2県:広島県/岡山県
九州2県:福岡県/佐賀県

品目 NURO アクセス10G
月額料金
23,850円
通信速度 10Gbps
初期費用 50,000円
事務手数料 3,000円
工事費 50,000円
固定IPの有無 あり
帯域保証
上下10Mbps確保
最低利用期間 1年
サポート体制 24時間365日
対応エリア 北海道
東北1県:宮城県
関東1都3県:東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県
東海4県:愛知県/静岡県/岐阜県/三重県
関西2府3県:大阪府/兵庫県/京都府/滋賀県/奈良県
中国2県:広島県/岡山県
九州2県:福岡県/佐賀県

*価格はすべて「税抜き」価格です。

NURO Bizのおすすめ申し込み先
\ NURO Bizのおすすめ申し込み先 /

2位:社用スマホがドコモなら「ドコモ光」

ドコモ光

ドコモビジネス・NTTコミュニケーションズ。「ドコモ光」をご紹介。法人のお客さまも会社のネットと社員のスマホ・タブレット・ケータイをまとめると、とってもおトクに!

ドコモ光のおすすめポイント

  • ビジネスでお使いのスマホとまとめると月額料金がおトクに!
  • 豊富なプロバイダに対応
  • お申込みからアフターサポートまですべておまかせ!

ドコモ光のインターネット回線の詳細は以下の通りです。

月額料金 (1ギガ タイプA)
戸建て:5,720円
マンション:4,400円
(10ギガ タイプA)
6,380円
通信速度 1Gbps/10Gbps
事務手数料 3,300円
工事費 戸建て:19,800円
マンション:16,500円
→キャンペーンにより実質0円
固定IPの有無 プロバイダ「GMOとくとくBB」で利用可能
帯域保証 なし
最低利用期間 2年
サポート体制 24時間365日
オプション 光電話:550円/月
対応エリア 全国エリア
ドコモ光のおすすめ申し込み先



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3位:個人事業主・小規模事業者に「So-net光 S」

So-net光S

So-net 光 Sは初めてお使いになる方や少しでもおトクに安くお使いになりたい方向けの光回線です。テレワークで利用したい、引っ越し先で利用したい、そんなあなたのご希望に対応した契約期間なし、解約金なしのサービスです。

So-net光 S のおすすめポイント

  • ずーーっとおトクなワンプライス光回線
  • 価格もスペックも、あなたにちょうどいいインターネット
  • 費用を少しでも抑えたい人にぴったり!

So-net光 Sのインターネット回線の詳細は以下の通りです。

月額料金 Sプラン
戸建て:4,500円
マンション:3,400円
通信速度 1Gbps
事務手数料 3,500円
工事費 26,400円
→割引特典で0円
固定IPの有無 なし
帯域保証 なし
最低利用期間 なし
サポート体制 So-net安心サポート
オプション So-net光電話:550円/月
対応エリア 全国エリア
So-net光 Sのおすすめ申し込み先



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4位:安定と実績の「フレッツ光」

フレッツ光

フレッツ光キャッシュバックキャンペーン開催中!当社からのお申し込みなら、キャンペーン適用で最大45,000円のキャッシュバック!インターネット接続ならフレッツ光がおすすめ!IPv6接続でネットなら動画も快適です。フレッツ光のお申し込みはこちらから。

フレッツ光のおすすめポイント

  • 安定・高速通信のNTT光回線だから、大容量通信も快適!
  • キャンペーン適用で月額料金がおトク!
  • 無線Wi-Fiやセキュリティ対策など充実のオプション

フレッツ光のインターネット回線の詳細は以下の通りです。

月額料金 戸建て:5,940円
マンション:3,355円~4,455円
プロバイダ料金 550円~
通信速度 1Gbps
事務手数料 880円
工事費 22,000円
固定IPの有無 あり
帯域保証 なし
最低利用期間 2年
サポート体制 24時間365日
オプション ひかり電話:550円/月
対応エリア 全国エリア
フレッツ光のおすすめ申し込み先



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5位:会社・店舗のインターネット回線に「ビッグローブ光」

ビッグローブ光

法人向け光回線「ビッグローブ光」なら快適なインターネットを実現するIPv6対応、法人専用サポート窓口が手厚いので安心。お申し込みの方にはおトクな特典をご用意しています。光回線の新規ご契約、乗り換えをご検討の方は法人向けビッグローブ光へ。

ビッグローブ光のおすすめポイント

  • シンプルな料金でわかりやすい
  • 申し込みはカンタン、Webで完結
  • 個人事業主や任意団体でも契約できる
  • 複数回線の導入は専任担当者がご案内
  • IPv6(IPoE方式)という新しい接続方式に対応
  • 通信事業35年以上の実績と信頼
  • 法人専用窓口で「困った」をサポート
  • 豊富なオプションサービス

ビッグローブ光のインターネット回線の詳細は以下の通りです。

月額料金 戸建て:5,180円
マンション:4,080円
通信速度 1Gbps
事務手数料 特典で0円
工事費 戸建て:19,800円
マンション:16,500円
固定IPの有無 あり
帯域保証 なし
最低利用期間 2年
サポート体制 法人専用窓口
オプション 光電話:550円/月
対応エリア 全国エリア
ビッグローブ光のおすすめ申し込み先
\ ビッグローブ光のおすすめ申し込み先 /

法人向け光回線を契約するときの注意点

法人向け光回線を契約するときの注意点

法人向け光回線を契約するときは、以下の点に注意しましょう。

  • 光コラボには法人契約ができないプロバイダもある
  • 通信速度や品質が自社に合っているか
  • 同時に接続できる台数を確認する
  • 契約には登記簿謄本が必要になる

それぞれの項目ごとに詳しく解説します。

光コラボには法人契約ができないプロバイダもある

ドコモ光やフレッツ光など、プロバイダを選択できる光回線のなかには、プロバイダが法人契約に対応していない場合があるので注意しましょう。

通信速度や品質が自社に合っているか

インターネットへの接続台数や利用状況を考え、業務に制限が掛からないように、通信速度や品質が確保されているか確認しましょう。一時的な混雑で利用に制限が掛かることが問題になる場合は、「帯域保証」がある回線を選びましょう。

同時に接続できる台数を確認する

光回線やルーターには、同時に接続できる台数(パソコンやスマホなど)に制限がかけられていることがありますので、予め利用台数を確認して、回線やルーターを選びましょう。

契約には登記簿謄本が必要になる

法人向け光回線を契約するときは、登記簿謄本が必要になることがあります。また、担当者の証明も必要になります。あらかじめ、契約に必要な書類を準備しましょう。

まとめ

この記事では、法人向け光回線を契約するときに必要な、法人契約と個人契約の違いや選び方を解説し、おすすめの光回線5社をご紹介しました。

光回線を選ぶには、事業規模や利用環境を考え、利用したいコンテンツに必要な通信量や通信速度に問題がないような回線を選ぶ必要があります。

例えば、リモートワークやクラウドサービスを利用する場合は、固定IPアドレスやVPNが必要になりますが、利用しないのであれば、必要ありません。また、光回線が業務に影響する場合は、サポート体制も重要です。

小規模事業者は、安い回線を選んでも問題になることは少ないですか、事業規模に合った光回線をご検討下さい。

この記事を書いた人
akihiro

現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
サイトに関する、疑問・質問等ありましたら、お問い合わせください。

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