マンションで光回線工事をするときの注意点

マンションで光回線工事をするときの注意点 光回線

「マンションで光回線工事はできる?」
「マンションで光回線工事をするときの注意点は?」

マンションでもインターネット回線の主流が光回線になっていますが、マンションで光回線の工事を行う場合、戸建てと違い集合住宅のため、いろいろと注意するポイントがあります。

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光回線工事が必要な場合、必ず、オーナーか管理会社に工事の許可を取り、工事内容を確認して設置してください。特に賃貸物件の場合、退去時にトラブルにならないように注意しましょう。

この記事では、マンションで光回線工事ををするときの注意点や、事前に知っていたいことを詳しく解説します。

この記事を読んでわかること
  • マンションの光回線工事で注意すること
  • マンションの光回線工事ができないケース

マンションの光回線工事で注意すること

マンションの光回線工事で注意すること

必ず、オーナーか管理会社の許可をとる

光回線工事を行うには、工事内容に建物に穴を開けて回線を引き込む場合があるため、必ず、オーナーか管理会社の許可が必要になります

また、工事当日も、管理室の主配線盤から配線が必要な場合、管理者の立ち合いが必要になるので、事前に連絡しましょう。

退去時に光回線の撤去が必要な場合もある

賃貸物件で、光回線の引き込み工事を行った場合、退去時に稀に回線の撤去が必要な場合があります

撤去にも時間が掛かるので、あらかじめ確認しておきましょう。

引越しには移転費用が必要

引越しするときに、光回線やプロバイダを引越し先でも利用したい場合、移転費用や契約により違約金が発生する場合があります。あらかじめ契約内容を確認しましょう。

光回線の宅内工事には立ち合いが必要

マンションの室内に光回線が引き込まれていない場合、室内に光コンセントを設置するための工事が必要になります。

この工事を行うには、立ち合いが必要になり、通常、1~2時間ぐらいで終わりますが、余裕をもって対応しましょう。

工事の予約に1~2か月掛かる場合もある

光回線の工事は、先着順で行っているため、3月,4月の引越しシーズンは、工事予定が混雑することが考えられます。

最長で1~2か月掛かることも考慮して、引越しが決まったら、なるべく早く工事日程の予約をしましょう。

土日工事は加算料金がかかる

光回線の工事を、土曜・日曜・祝日に実施する場合、3,300円の加算料金が発生します。

また、夜間(17:00~22:00)には通常料金の3割、深夜(22:00~8:30)には通常料金の6割、割増料金が発生します。

設置場所付近に電源コンセントを確保する

通常、光回線は電話の配管を利用して配線されるため、電話の近くに光コンセントを設置します。

光コンセントには、ONU(光回線終端装置)が繋がり、Wi-Fiを利用するには、Wi-Fiルーターが必要になりますので、光コンセントの設置希望箇所付近に、電源コンセントを、1~数個、確保する必要があります。

マンションの光回線工事ができないケース

マンションの光回線工事ができないケース

建物の構造上配線ができない

築年数の古い建物や高層階の部屋で、光ファイバーを配線できるような配管がない場合や、多額の工事費が掛かるような場合は、建物が原因で工事が中止になったり延期なることがあります。事前に管理会社に配管等の確認をしましょう。

オーナーか管理会社の工事許可が下りない

賃貸物件への工事が必要な場合は、部屋の壁に穴が開くのを嫌うオーナーもいます。

オーナーの許可がもらえていないまま勝手に回線工事をすると、原状回復を要求されるなどトラブルの元になります。

すでに別の光回線が設置されている

例えば、NTT東日本やNTT西日本のフレッツ光回線が通っているマンションで、auひかり回線を利用することは、設備の関係で利用することができません

配管が破損している

築年数の古い建物などで、配管が破損していたり、光回線の配線を考慮していないマンションでは、先に、配管の修理や構築を行わないと光回線の工事ができません。

主配線盤に空きがない

マンションタイプの光回線の場合、マンションの共有スペースに主配線盤(MDF)が整備され、外部からきた光ファイバーを各部屋に分配しています。

主配線盤は、マンションのオーナーの設備のため、分配するための引き込み口がないと、光回線の工事はできません

先に、オーナーに相談して主配線盤の増設や変更をお願いしてください。

まとめ

マンションで光回線を利用するときは、マンションオーナーか管理会社に光回線設備について詳しく確認しましょう。

光回線工事が必要な場合、必ず、オーナーか管理会社に工事の許可を取り、工事内容を確認して設置してください。

特に賃貸物件の場合、退去時にトラブルにならないように注意しましょう。

この記事を書いた人
akihiro

現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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