「引越しする時、インターネットどうする?」
「引越しする時のインターネット回線の手続きは?」
「引越しする時のプロバイダ契約の手続きは?」
引越しする時は、もう一度インターネット回線を再構築するチャンスです。安い回線に変えたり、より高速の回線に変えたり、現在の利用状況を考慮して再度インターネット回線を再構築しましょう。
引越し時は、身の回りの整理やいろいろな契約の確認など忙しいと思いますが、引越し先で、快適にインターネットを利用するには、早めの手続きが必要です。
この記事では、引越しする時に必要な、インターネット回線の手続きについて、継続利用、新規契約、解約の場合の手続き方法を詳しく解説いたします。
- 現在利用している回線事業者・プロバイダを確認するときの注意点
- 引越し先のインターネット環境を確認するときの注意点
- インターネット回線の継続利用・解約・新規契約の手続き
現在利用している回線事業者・プロバイダを確認する
引越しが決まったら、まず現在利用しているインターネット回線の契約内容を確認してください。
契約には、回線事業者とプロバイダを別々に契約している場合と、セットで契約している場合の2種類があります。
例えば、別々に契約しているケースとして、回線事業者がフレッツ光(NTT東日本)でプロバイダがOCNなど、セットで契約しているケースとしてドコモ光などがあります。
継続利用する場合も、解約する場合も、個々に契約している事業者に対して、移転手続き(引越し手続き)、解約手続きが必要になります。
回線事業者とプロバイダを別々に契約している場合は、注意が必要です。
引越し先のインターネット環境を確認する
引越し先のインターネット環境を確認します。賃貸物件やマンションの場合、利用できるインターネット回線が制限される場合がありますので、前もって、オーナーが管理会社に利用できるインターネット回線を確認しましょう。
賃貸物件で、インターネット無料やインターネット完備物件は、すでにインターネットが利用できる環境のため、現在利用しているインターネット回線は解約になります。
ご自宅やインターネット未対応の物件に引越しの際は、現在利用しているインターネット回線が引越し先でも利用できるか、契約している事業者に確認しましょう。
もし、引越し先で利用できない場合、解約時に違約金が発生しますが、再構築のチャンスです。ご自身の利用環境を考え、最適なインターネット環境を選びましょう。
引越し先で同じインターネット回線を継続利用する場合の手続き
- step 1引越し先で同じインターネット回線が利用できるか確認する
現在利用しているインターネット回線が、引越し先でも利用できるか、建物の管理者や回線事業者に確認します。
- step2回線事業者に移転手続き(引越し手続き)をする
回線事業者のホームページか電話で移転手続きを行います。その際、移転先の住所、現在利用中の電話番号、契約者名などを伝え、引越し日を考慮して、現住所での利用最終日と、移転先の開通工事日を決めます。
- step3プロバイダに移転手続き(引越し手続き)をする
プロバイダのホームページか電話で移転手続きを行います。その際、移転先の住所を伝え、引越し日を考慮して、移転希望日を決めます。回線事業者とセット契約の場合、プロバイダに回線移転をお願いし、移転先の工事日を決める。
現在利用しているインターネット回線を解約する場合の手続き
- step1回線事業者に解約を連絡する
回線事業者のホームページか電話で解約を連絡する。その際、現在利用中の電話番号、契約者名などを伝え、引越し日を考慮して、現住所での利用最終日を決めます。
- step2プロバイダに解約を連絡する
プロバイダのホームページか電話で解約の連絡をする。その際、引越し日を考慮して、解約希望日を決めます。回線事業者とセット契約の場合、プロバイダに回線解約もお願いします。
- step3レンタル機器の返却をする
回線事業者やプロバイダからのレンタル機器がある場合、レンタル機器を返却します。
- step4撤去工事が必要な場合もある
賃貸物件で、個別に光回線を引いた場合、回線の撤去が必要かオーナーか管理会社に確認します。回線の撤去が必要な場合、回線事業者にその旨連絡し、回線撤去工事日を引越し日より前になるように調整する。
引越し先でインターネット回線を新規契約する場合の手続き
- step1新規契約するインターネット回線を選ぶ
インターネット回線には、有線で利用する光回線と、無線で利用するホームルーターとモバイルルーターがあります。
一人暮らしや高画質の動画視聴、オンラインゲームを行わない方は、モバイル回線の利用がおすすめです。多人数で利用する場合や、回線速度・品質を重視する場合は、光回線がおすすめです。ご自身の利用環境を考え、最適なインターネット環境を選びましょう。 - step2回線事業者・プロバイダと契約する
回線事業者とプロバイダが別々の場合は、個別に回線事業者とプロバイダと契約し、回線とプロバイダのセット契約の場合は、プロバイダと契約します。申し込みは、ホームページか電話で行います。その際、新規契約する住所、契約者名などを伝えます。新規契約の場合、お得ななキャンペーンがいろいろありますので、キャンペーン情報が記載されているホームページから申し込むのが一番お得です。
- step3工事日を調整する
光回線を申し込むと、後日、開通工事の日時調整の連絡が来ます。当日は、室内工事も必要なため、立ち合いが必要です。
- step4モバイル機器や設定書類が送られてくる
モバイル回線の場合はモバイル機器と設定書類、光回線の場合は設定書類が送られて来ます。説明書を確認して設定を行いましょう。
モバイル回線の引越し手続き
モバイル回線を利用している場合、引越し先でもエリア内であれば、そのまま利用できます。
ただし、事業者によっては、住所変更手続きが必要な場合がありますので、事業者ホームページでご確認ください。
引越し時のインターネット回線に関する注意点
フレッツ光を契約している場合の注意点
フレッツ光を契約している場合、NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへの引越し、または、逆のNTT西日本エリアからNTT東日本エリアへの引越しのときは、継続利用を希望してもエリアが違うため、一度解約し、引越し先で新規に契約する必要があります。
引越しが決まったら手続きは早めに
引越し先に光回線を引き込む場合、回線工事を行うのに1~2か月待たされる場合がありますので、引越しが決まったら、なるべく早く回線の手続きを進めてください。
引越しの前後でインターネットが利用できない期間がある
光回線を引越す場合、回線工事のスケジュールの関係で、インターネットが利用できない期間が発生することがあります。
この期間中にインターネットを利用したい場合は、次の2通りの方法で回避しましょう。
- スマートフォンのデザリングという機能を利用する
- モバイルWi-Fiルーターを短期間レンタルする
- 無料でモバイルルーターを貸し出すプロバイダもある
引越しに関連する支払い金額が大きくなる
引越しする時に、回線を解約する場合は違約金や工事費が掛かり、新規に契約する場合は登録料や工事費など掛かり、毎月の支払い額に加算される金額が発生します。
継続・解約・新規契約など、手続きを行う場合は、費用と支払日を確認しておきましょう。
まとめ
引越しする時は、身の回りの整理やいろいろな契約の確認など忙しいと思いますが、引越し先で、快適にインターネットを利用するには、早めの手続きが必要です。
まず、現在利用している回線事業者・プロバイダを確認して、引越し先のインターネット環境をどのようにするか考える必要があります。
引越し先で同じインターネット回線を継続利用する場合、現在利用しているインターネット回線を解約する場合、引越し先でインターネット回線を新規契約する場合の手順を説明しました。
引越しする時は、もう一度インターネット回線を再構築するチャンスです。安い回線に変えたり、より高速の回線に変えたり、現在の利用状況を考慮して再度インターネット回線を再構築しましょう。
現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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