「プロバイダの乗り換えとは?」
「プロバイダの乗り換えのメリットは?」
「プロバイダの乗り換えの注意点は?」
プロバイダを使い続けると、通信速度や利用料金に不満を感じたり、お得なサービスが次々と登場して気になるということがありますが、ただ、プロバイダを乗り換えるには手続きが必要になり、手間もかかるので、そのままにしていませんか。
プロバイダのみ変更できるのは、フレッツ光とドコモ光のみで、その他の回線は、プロバイダと光回線がセットになっているため、光回線とプロバイダのセットごと別の事業者に乗り換えを行います。
この記事では、プロバイダの乗り換え方法や注意点を事前に確認し、乗り換えを希望する人に、お得にインターネットが利用できるように解説します。
- プロバイダを乗り換えるときの確認点
- プロバイダを乗り換えるメリット
- プロバイダを乗り換える手順
- プロバイダを乗り換えるときの注意点
プロバイダを乗り換えるときの確認点
インターネット回線が遅いと感じていて、プロバイダの乗り換えを検討している方は、まず、下記の3点を確認してください。
- プロバイダのみの変更はフレッツ光とドコモ光だけ
- 同じプロバイダの上位プランを確認する
- ルーターのスペックを確認する
プロバイダのみの変更はフレッツ光とドコモ光だけ
プロバイダの乗り換えを考えるときに、まず、プロバイダのみを変更できるのは、フレッツ光回線とドコモ光回線だけです。
光回線とプロバイダを一本化した光コラボ回線を利用している方がプロバイダを変更する場合は、事業者変更となり、光回線とプロバイダの両方の契約が変更されます。
そもそも、光回線(auひかり、ソフトバンク光、NURO光など)によって、プロバイダの変更ができない回線もありますので、注意しましょう。
同じプロバイダの上位プランを確認する
通常、光回線はデータ送受信1Gbpsの回線になっているが、一部エリアでは、5Gbpsや10Gbpsのサービスがはじまっています。同じプロバイダに上位プランがないか確認してください。
ただし、回線工事が再度必要になる場合があります。
ルーターのスペックを確認する
インターネット回線やプロバイダを乗り換えて通信速度を改善しても、ルーターは乗り換え前のものを使用していませんか。
せっかく回線の通信速度を改善しても、以前のルーターでは、通信速度の改善ができないことがあります。
ルーターの規格が新しい回線の規格に合っているか再度確認してください。
チェックポイントとして、最大通信速度、接続方法(IPv6 IPoE)、Wi-Fiを利用するときは電波の規格を確認してください。
プロバイダを乗り換えるメリット
料金を安くする
プロバイダの利用料は、固定費として毎月支払うため、回線の品質に影響しなければ、少しでも安く利用したいと思うものです。
現在のプロバイダを長く利用しているのなら、一度料金の見直しをしましょう。
プロバイダ料金の価格帯は、戸建てタイプで、550~1,320円ぐらい、マンションタイプで、550~1,320円ぐらいになります。
また、光コラボなどの光回線とセットになった場合は、戸建てタイプで、4,400~6,200円ぐらい、マンションタイプで、3,300~4,500円ぐらいになります。
プロバイダ料金はそれほど高くないが、月額料金だけで比較しないで、割引やキャンペーン内容を確認しましょう。
通信速度を速くする
プロバイダによって、通信方法や利用者数、設備も異なるため、利用者が多く混雑したり、設備が古い場合、通信速度が遅くなります。
設備が充実しているかの目安として、接続時の混雑を軽減する方法として、IPv6対応も増えています。
新しい通信方法のIPv6は、まだ利用者数も少なく混雑しにくい状態のため、通信速度も速く、快適に利用できるでしょう。
お得なキャンペーンを利用する
プロバイダ事業は、数百社とあり、長期に利用してもらうための競争が激しく、お得なキャンペーンや割引サービスが多数あります。キャンペーンや割引サービスを利用して、支払い総額を抑え、お得に利用しましょう。
プロバイダの乗り換え方法
プロバイダのみ変更する
フレッツ光回線かドコモ光回線をご利用している方は、プロバイダのみの変更ができます。OCNや@nifty、BIGLOBEなど数十社から選ぶことができます。
光コラボの事業者変更をする
光コラボの光回線を利用している方が、プロバイダの変更を希望する場合、光コラボは、光回線とプロバイダがセットの契約のため、プロバイダを変更するには、光回線の事業者変更の手続きを行い、ご希望のプロバイダの光コラボに変更します。
フレッツ光から光コラボへ転用する
フレッツ光回線を利用している方が、プロバイダの変更を希望する場合、ご希望のプロバイダと光回線がセットになっている光コラボと契約するには、フレッツ光から光コラボへ転用の手続きを行います。
プロバイダを乗り換える手順
- step 1乗り換え先のプロバイダに新規に申し込む
乗り換え先のプロバイダに新規に申し込む。
- step 2使用中のプロバイダの解約手続きを行う
使用中のプロバイダの解約手続きを行います。解約手続きは、通常、プロバイダの解約窓口に電話連絡して行います。解約日を乗り換え先の利用開始日よりも後にします。
- step 3インターネットの接続設定を変更する
乗り換え先のプロバイダの利用開始日になったら、インターネットの接続設定を変更して乗り換え完了です。
プロバイダを乗り換えるときの注意点
プロバイダの変更ができない
フレッツ光回線とドコモ光回線以外は、プロバイダの変更はできません。
auひかりやNURO光回線などの独自の光回線事業者は、プロバイダの選択ができないため、プロバイダの変更ができません。
また、プロバイダは、通常光コラボ事業者になっているため、光回線とプロバイダをセットにしたサービスを提供しており、プロバイダのみの変更はできません。
インターネットの利用ができない期間がないようにする
乗り換え先のプロバイダの契約が終わる前に、現在のプロバイダとの契約を解約すると、インターネットが利用できない期間が発生します。
乗り換え先の利用開始日が確定してから、現在のプロバイダを解約しましょう。
プロバイダが発行しているメールアドレスが利用できなくなる
プロバイダが発行しているメールアドレスが利用できなくなります。
各種WEBサービスにプロバイダが発行しているメールアドレスを登録している場合は、プロバイダによっては、メールアドレスのみ利用できるサービスを提供しているプロバイダもあるので、確認しましょう。
解約金が発生する場合がある
長期の利用を想定して、さまざまな割引サービスが設定されているため、多くの場合、契約期間が設定されています。
通常、2年か3年間の契約プランが設定され、更新月以外で解約すると違約金が発生します。
プロバイダの乗り換え先を選ぶポイント
プロバイダを乗り換えるメリットでも紹介した通り、料金を安くする・通信速度を早くする・キャンペーンを利用するの3点は、乗り換え先を選ぶポイントになります。
利用料金は、月額550~1320円、実質通信速度も、下り125~350Mbpsとプロバイダによって設備や利用者数が違うため異なります。
キャンペーン情報も気になりますが、乗り換え先には信頼性が高く充実した設備がある大手プロバイダを検討しましょう。
まとめ
プロバイダを乗り換えるメリットは、利用料金を安くしたり、通信速度の改善や向上、キャンペーンの利用などが考えられます。
現在利用している回線の速度や安定性に不満がある場合は、プロバイダの乗り換えも検討しましょう。
ただ、プロバイダのみ変更できるのは、フレッツ光とドコモ光のみで、その他の回線は、プロバイダと光回線がセットになっているため、光回線とプロバイダのセットごと別の事業者に乗り換えを行います。
プロバイダの乗り換えのタイミングで違約金が発生したり、注意点もありますが、お得に利用できるように乗り換えを検討しましょう。
現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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