「Wi-Fiの工事費用はどれくらい?」
「Wi-Fi工事で注意する点はある?」
Wi-Fiを自宅に設置するには、自宅にインターネット回線が必要になり、その中で工事が必要な回線は、光回線とケーブルテレビ回線を利用してWi-Fiを利用するときです。
Wi-Fi工事が必要な回線は、光回線とケーブルテレビ回線です。工事費無料のキャンペーンなどをうまく利用してお得に利用しましょう。
この記事では、Wi-Fi工事が必要な、光回線とケーブルテレビ回線の工事費用や工事の流れを詳しく解説します。
- 光回線のWi-Fi工事費用と工事の流れ
- ケーブルテレビ回線のWi-Fi工事費用と工事の流れ
光回線のWi-Fi工事費用と工事の流れ
主な光回線の工事費用一覧
事業者 | 基本工事費 | 屋内配線なし | 無派遣工事 | 休日加算 |
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フレッツ光 | 16,500~19,800円 | 8,360円 | 2,200円 | 3,300円 |
ドコモ光 | 16,500~19,800円 | 3,300円 | ||
NURO光 | 44,000円 | |||
auひかり | 33,000~41,250円 | |||
ソフトバンク光 | 26,400円 | 2,200円 | 3,300円 |
ひかり電話など、オプションサービスをご利用になる場合など、工事の内容によっては別途工事費が発生する場合があります。また、年末年始や深夜時間帯に工事を実施する場合は料金が異なります。
光回線工事の流れ
- step 1光ファイバーを宅内に引き込む
一戸建て住宅の場合、光ファイバーを近くの電柱から自宅まで引き込みます。
マンションなどの場合、電柱からマンションの共有スペースにあるMDF室(集線装置)のスプリッタまたはパッチパネルなど分配器まで引き込みます。 - step 2室内に光コンセントを設置する
室内に引き込むとき、通常は電話用の配管を利用して部屋まで引き込みますが、配管に空きがないときや破損しているときは、エアコンの通気口を利用したり、通せる穴がないときは、壁に穴を開けて引き込みます。引き込むときに、室内で利用する際に必要な、光コンセントを設置します。
- step 4光コンセントにONU(回線終端装置)とWi-Fiルーターを接続する
申し込み時の内容により、回線事業者が適切な機器を光コンセントに接続して、接続試験を行い工事は終了です。
- step 4ルーターにパソコンなどを接続する
インターネットを利用するには、プロバイダの設定が必要です。ルーターやパソコンの設定を工事担当者にお願いするときは、セットアップサービス(有料)を事前にお申し込みいただければ、工事終了後、接続設定を行ってくれます。
工事にかかる時間は、おおよそ1時間ぐらいです。
ケーブルテレビ回線のWi-Fi工事費用と工事の流れ
主なケーブルテレビ回線の工事費用一覧
事業者 | 基本工事費 |
---|---|
J:COM | 18,480~47,520円 |
イッツコム | 22,000円 |
KCN | 59,400円 |
ケーブルテレビ回線工事の流れ
- step 2宅外工事
まず外壁に光キャビネットを取り付け、電柱から光ケーブルを光キャビネットに接続します。
- step 2宅内工事
光キャビネットに接続されている光ケーブルを、電話用の配管やエアコンダクトを利用して住宅内に引き込みます。引き込んだ光ケーブルを部屋までつなげ、光コンセントを設置します。
- step 3光コンセントにONU(回線終端装置)とWi-Fiルーターを接続する
光コンセントにONU(回線終端装置)とWi-Fiルーターを接続します。
- step 4Wi-Fiルーターにパソコンなどを接続する
Wi-Fiルーターに、パソコンやスマートフォンを接続して、インターネットを利用します。
回線の工事費用が安くなるケース
光回線設備が導入されているケース
中古住宅や集合住宅で、前に住んでいた住人がインターネット回線を導入し、退去時に、インターネット回線を撤去していない場合、そのまま残っている回線を利用するときは、「無派遣工事」として2,200円で済むことがあります。
集合住宅用の共有インターネットが導入済みのケース
集合住宅の共有スペースまでインターネット回線が導入済みの場合、室内配線のみの工事になるため、7,600円で済むことがあります。
フレッツ光・光コラボ間で乗り換えるケース
フレッツ光から光コラボレーションへの乗り換えや、光コラボレーションから別の光コラボレーションへの乗り換えの場合、同じフレッツ光回線を利用するため、回線工事は必要ありません。
工事費無料キャンペーンを実施しているケース
新規導入キャンペーンで、工事費無料または工事費実質無料を実施している回線も多数あります。
工事費無料は言葉のとおり無料になりますが、工事費実質無料は、契約期間を満了しないと残債の支払いが必要になりますので注意してください。
Wi-Fi工事の注意点
対応エリアであるか確認する
利用したい回線が、自宅付近まで設置されていない場合、回線工事はできません。各回線事業者の対応エリア内か確認する必要があります。
賃貸の場合は大家・管理会社へ確認許可が必要
回線工事を行うには、工事内容に建物に穴を開けて回線を引き込む場合があるため、必ず、大家か管理会社の許可が必要になります。
また、工事当日も、管理室の主配線盤から配線が必要な場合、管理者の立ち合いが必要になるので、事前に連絡しましょう。
工事には立ち合いが必要
室内に回線が引き込まれていない場合、室内に光コンセントを設置するための工事が必要になります。この工事を行うには、必ず立ち合いが必要になります。
工事不要で利用できるWi-Fiを紹介
工事不要でWi-Fiを利用したい方は、モバイル回線を利用した、ホームルーターかモバイルルーターがおすすめです。
自宅に光回線が引けない方で、ご家族で手軽にインターネットを利用したい方は、ホームルーターがおすすめです。
ホームルーターは、端末が届いたらコンセントに電源を挿すだけで、モバイル回線に接続でき、Wi-Fi機能が内蔵されているので、すぐにインターネットが利用できます。
外出先でインターネットを利用したい方や、一人住まいであまりインターネットを利用しない方には、モバイルルーターがおすすめです。
モバイルルーターは、モバイル回線に接続し、Wi-Fi機能が内蔵しているので、すぐにインターネットが利用できます。
まとめ
Wi-Fi工事が必要な、光回線とケーブルテレビ回線の工事費用や工事の流れを詳しく解説しました。
工事が安くなる条件や注意点を参考に、工事費無料のキャンペーンなどをうまく利用して、お得にWi-Fiを利用しましょう。
現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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