光回線の工事時間と工事の流れを解説

光回線の工事時間と工事の流れを解説 光回線

「光回線の開通工事はどれくらい時間がかかる?」
「光回線の工事日までの待機期間はどのくらい?」
「光回線の開通工事は何で時間がかかる?」

光回線を利用するには、開通工事が必要です。開通工事には立ち合いが必要なため、工事時間を確認したいと思うものです。また、工事日までの待機期間がどのくらいなのかも気になります。

akihiro
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光回線の工事自体は1~2時間程度で終わりますが、光回線を申し込んでから工事の着工まで、通常3週間~1か月半程度の期間が必要です。

この記事では、光回線の工事時間と工事の流れを解説して、開通工事を行う際の参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 光回線の工事時間
  • 光回線の工事日までの待機期間
  • 光回線工事の流れ

光回線の工事日までの待機期間

光回線の工事日までの待機期間

光回線を申し込んでから工事の着工までに、戸建てで3週間~1か月、マンションで1か月~1か月半の待機期間が必要です。

ただし、引越しシーズンの3月~5月と転勤シーズン7月と10月は、工事予定が混雑することが考えられ、最長で2~3か月先になることもあります。

一般的にNTT系の光回線は、1~2か月で工事が終わるが、auひかりやNURO光は、工事期間が少し長くなるようです。NURO光は、工事が2回必要になり、2回とも立ち合いが必要です。

回線工事は、先着順に行っていますので、引越しが決まったら、なるべく早く工事日程の予約をしましょう。

光回線の工事時間

光回線の工事時間

光回線の工事には、宅内の工事を行う「派遣工事」と、宅内の工事を行わない「無派遣工事」があります。

無派遣工事は、次の3つのケースです。

  • 既に光コンセントが設置してある
  • フレッツ光からの転用
  • 光コラボからの乗り換え

無派遣工事は、宅内の工事は不要になり、基地局内で工事を行うだけです。30分~1時間程度で工事は終わります。宅内の工事が不要のため、立ち合いも必要ありません。

派遣工事は、自宅まで作業員が訪問して行う工事で、戸建てで1~2時間、マンションで1時間~1時間半程度の工事時間になります。

作業は、最寄りの電柱から光ファイバーを宅内に引き込む工事になります。マンションなどの集合住宅は、通常電柱からマンションの共有スペースまで光ファイバーが引き込まれているため、多少工事時間が短くなります。

ただし、最寄りの電柱まで光ファイバーが届いていない場合や、宅内の状況によっては、工事時間が長くなることもあります。

光回線の工事が行われるのは、主に午前9時~12時と午後1時~5時になります。通常は「10時~12時の間にうかがいます」といった約束になるため、自宅待機が必要です。

光回線工事の流れ

光回線工事の流れ
光回線工事の流れ
  • step 1
    光ファイバーを宅内に引き込む

    一戸建て住宅の場合、光ファイバーを近くの電柱から自宅まで引き込みます。
    マンションなどの集合住宅の場合、電柱からマンションの共有スペースにあるMDF室(集線装置)のスプリッタまたはパッチパネルなど分配器まで引き込みます。

  • step 2
    室内に光コンセントを設置する

    室内に引き込むとき、通常は電話用の配管を利用して部屋まで引き込みますが、配管に空きがないときや破損しているときは、エアコンの通気口を利用したり、通せる穴がないときは、壁に穴を開けて引き込みます。引き込むときに、室内で利用する際に必要な、光コンセントを設置します。

  • step 3
    光コンセントにONU(回線終端装置)とルーターを接続する

    申し込み時の内容により、回線事業者が適切な機器を光コンセントに接続して、接続試験を行い工事は終了です。

  • step 4
    ルーターにパソコンなどを接続する

    インターネットを利用するには、プロバイダの設定が必要です。ルーターやパソコンの設定を工事担当者にお願いするときは、セットアップサービス(3,300円)を事前にお申し込みいただければ、工事終了後、接続設定を行ってくれます。

光回線工事で注意すること

光回線工事で注意すること

賃貸のときは大家か管理会社の許可をとる

光回線工事を行うには、工事内容に建物に穴を開けて回線を引き込む場合があるため、必ず、大家か管理会社の許可が必要になります。また、工事当日も、管理室の主配線盤から配線が必要な場合、管理者の立ち合いが必要になるので、事前に連絡しましょう。

土日・休日工事は加算料金がかかる

光回線の工事は、土曜・日曜・祝日に工事を実施する場合、3,300円の加算料金が発生します。また、夜間(17:00~22:00)には通常料金の3割、深夜(22:00~8:30)には通常料金の6割、割増料金が発生します。

工事費無料と工事費実質無料の違い

契約により、工事費無料と工事費実質無料の2種類があります。

工事費無料は、言葉の通り工事費が無料になりますが、工事費実質無料は、工事費を分割払いにして、工事費分を毎月値引きすることで実質無料にする契約です。

この時の問題点は、分割払い期間中に解約すると、値引きも終了するため、残りの分を解約時に支払わなければなりません。

工事当日までに準備すること

光コンセントの位置を決める

ご自宅の状況を考慮して、光回線の引き込み経路と室内に設置される光コンセントの位置を決めましょう。

周辺機器を用意する

光回線を設置後、Wi-Fiを利用するには、Wi-Fiルーターが必要になります。有線で接続するには、LANケーブルが必要になります。

また、光コンセント周辺には、ONUやルーターなどを利用するため、電源タップが必要になります。

インターネットに接続するための周辺機器を考慮して、工事日までに用意しましょう。

まとめ

光回線を申し込んでから工事の着工まで、通常3週間~1か月半程度の期間が必要です。
ただし、引越しシーズンや転勤シーズンになると、2~3か月先になることのあります。

光回線の工事自体は、1~2時間程度で終わります。

光回線の工事自体は、それほど時間が掛かることはありませんが、工事の混み具合によって待たされる期間が長くなるので、光回線工事が必要なら、早めの申し込みを行いましょう。

この記事を書いた人
akihiro

現在、繊維機械の開発やパソコン用のプログラムを作成しています。プログラマーとして40年近く仕事をしてきたので、パソコン周辺は多少詳しいと思い、今回、インターネットに関する設備や商品サービスの解説を行うブログを開設しました。
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